会長あいさつ |
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令和3年度 佐久教育会長
柳澤 博
主体的に ともに学びつづける 佐久教育会
コロナ感染の収束が見えず、日本国内はもとより、世界中の国々で新型コロナウイルス感染防止のための取り組みが行われています。教育現場でも、先の見通しがつかない中で、思案に暮れることも多い状況にあります。
しかし、このような時だからこそ、新たな時代を生きる子どもたちのために、私たちは佐久教育会に集い、先人が築いてきた歴史と伝統をつなげ、我々自身が磨いてきた専門性の向上をめざし努力していきたいものです。
現在の佐久教育会は昭和37年、「佐久は一なり」を合い言葉に南北佐久教育会が統合してスタートしたものです。その後、社会の変化の中で、教育を取り巻く環境は変わってきましたが、常に職能団体としての自覚を持ち、それぞれの課題に誠実に向き合い、今日に至っています。
本会では、授業改善や職能向上を目指し、人と人とがつながり、互いに学び合う研修の場を提供するべく、調査研究委員会(教科等研究・地域研究・各種研究・広報)や同好会等による諸事業を推進し修養を続けています。
こうした研修によって得られた学びは、教師としての専門性を高めるだけでなく「同僚から同僚へ」、「先輩から後輩へ」のつながりとなって共に学び共に育つ佐久教育の気風を培ってきました。
令和3年度を迎え、小学校では新学習指導要領が実施され2年目にあたります。また中学校では今年度からの完全実施となっています。新しい時代を生きる子どもたちに必要な資質・能力を育むために、「主体的・対話的で深い学び」による授業改善が求められています。地域社会と連携・協働しながら「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて歩みを進めるにあたって、私たち教職員も主体的な活動を通した学びでつながり、共に支え合いながら取り組んで参りたいと思います。
コロナに負けず、Withコロナで頑張りましょう。
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会長あいさつ
令和元年度 佐久教育会長より,ご挨拶申し上げます。
会誌 「佐久教育」
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