デフォルトではユーザが作成したすべての設定ファイルは、そのユーザの個人ユーザ領域にあるFirstClassの[Settings]フォルダに置かれます。このフォルダには、ユーザがクライアントを初めて実行したときに自動的に作成されるhome.fc設定ファイルが含まれます。
複数のユーザがいるコンピュータでFirstClassを実行している場合、コンピュータ管理者(FirstClass管理者ではなく、コンピュータに管理者としてログインするユーザ)は、そのコンピュータのすべてのユーザが使用するhome.fc設定ファイルを作成できます。
これを行うには、コンピュータ管理者はFirstClassクライアントを実行する最初のユーザになる必要があります。これにより、home.fcは管理者の個人ユーザ領域に置かれます。管理者はユーザIDやパスワードではなく、接続情報を保存します。home.fcの作成後、管理者は共有アプリケーション領域にあるFirstClassの[Settings]フォルダにそのファイルをドラッグすることができます。
他のユーザがあとでこのコンピュータを使う場合は、この設定ファイルを使用します。あるユーザがhome.fcを更新しても、更新された設定ファイルのコピーはそのユーザの個人ユーザ領域に置かれます。共有設定ファイルは変更されません。
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