FirstClassサーバに接続するときのセキュリティは、次の内容によって決まります。
クライアント(FirstClassに送信するコマンド)とサーバ(送信したコマンドに対するFirstClassの応答)間でやり取りされるすべてのデータに適用される暗号化のレベル。
ログイン時のユーザ認証(有効なユーザかどうかの確認)方法。
暗号化レベルの変更
同じ接続プロトコルを使用するすべての接続に適用するデータ暗号化レベルのデフォルトを変更するには、以下の操作を行ってください。
2 [詳細設定]タブの[暗号化]で目的のセキュリティレベルを選択します。
ある接続の[接続設定]フォームで[暗号化]を更新すると、この接続ではその暗号化設定がデフォルト設定に優先して適用されます。
暗号化接続([セキュア]または[CAST-128])を選択した場合は、接続するとステータスバーに鍵のアイコンが表示されます。
接続を[CAST-128]に設定している場合
暗号化が[CAST-128]に設定された接続を使用してサーバにログインする場合、サーバに初めて接続すると公開鍵に関するメッセージが表示されることがあります。これは、セキュリティの仕組みの一環です。これにより、自分のクライアントソフトウェアに接続するサーバが識別されます。使用すべき公開鍵がわかっている場合は、表示された鍵が正しいかどうかを確認してください。使用すべき公開鍵がわからない場合は、表示された値をそのまま了承してください。
注意
サーバでCAST-128接続をサポートできないという通知が表示された場合は、セキュリティレベルを[セキュア]に変更してください。
認証方法の変更
ログインの認証方法は管理者が決定します。ログインは、FirstClassサーバ(FirstClassセキュア認証)、リモートサーバ、またはその2つを組み合わせて認証されます。
ある接続に対して、リモートサーバでの認証によるログインを行いたくない場合は、その接続の[接続設定]フォームで[ユーザ認証時にFirstClassセキュア認証のみを使用]を選択してください。
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