FirstClassパーソナルについて
FirstClassパーソナルは、レギュラーユーザとして登録されているユーザだけが使用できます。リモートユーザとして登録されているユーザは、FirstClassパーソナルを使用できません。自分がFirstClassパーソナルを使用できるかどうか不明な場合は、管理者に確認してください。
通常、デスクトップ上のオブジェクトで作業を行うには、サーバに接続する必要があります。しかし、長距離電話接続のような高額の通信回線を使用すると、コストが高くなる場合があります。そのため、サーバに常時接続していなくても通常のさまざまな操作を実行できるFirstClassパーソナルが用意されています。
FirstClassパーソナルは、ユーザのコンピュータのパーソナルストアに、以下のオブジェクトのコピーを作成します。
• メールボックス
• 個人用カレンダー
• [コンタクト]フォルダ
• [ドキュメント]フォルダ
• オフラインで参照する会議室と共有カレンダー
FirstClassパーソナルは、ユーザが指定したタイミングでサーバに接続します。接続すると、FirstClassパーソナルは、メールボックス、オフライン用の会議室、カレンダー、およびディレクトリ情報を複製します。また、メールボックス、個人用カレンダー、[コンタクト]フォルダ、[ドキュメント]フォルダ、および[ブックマーク]フォルダに使用するすべての情報を同期します。
ヒント
回線使用料が高額になっている場合は、FirstClassパーソナルの設定を確認し、必要以上の頻度で接続が行われていないことを確かめてください。
オンラインでのディスク割り当て領域を節約したい場合は、FirstClassサーバから削除するオブジェクトを、FirstClassパーソナルを使用して自分のコンピュータにコピーすることができます。こうすれば、FirstClass環境で利用するオブジェクトを保存しておくことができます。コピーするには、同期されるコンテナにオブジェクトをコピーしておきます。オブジェクトがオフライン環境に同期されれば、オンライン環境のオブジェクトは削除できます。オフラインのオブジェクトを同期されないコンテナに移動すれば、そのオブジェクトはオンラインでは表示されなくなります。そのオブジェクトが必要に
なれば、同期されるコンテナに戻すだけで済みます。
オフラインのデスクトップ
オフラインのデスクトップは、オンラインのデスクトップと比べて大きな違いはありません。オフラインのデスクトップには、オフライン版のメールボックスと個人用カレンダー、[コンタクト]フォルダ、[ドキュメント]フォルダ、[ブックマーク]フォルダがあります。また、ユーザがオフライン作業用に設定した会議室と共有カレンダーのコピーを保存するための[Offline Conferences]フォルダが用意されます。
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