ワークスペースとは、同じワークグループに所属するユーザが同じリソースを利用できる共有の場所です。ワークスペースのよくある利用方法は、同じプロジェクトに指名された全ユーザが利用できる共通の場所を提供するケースです。
ワークスペースは、ワークグループにとって役立つ特定のFirstClassアプリケーションやリソースを格納するコンテナのような役割を果たします。例えば、オンライン会議用のワークスペースには、以下のようなアプリケーションやリソースを置くことが考えられます。
• 討論用の会議室
ワークグループのメンバーがこの会議室でメッセージをやり取りすることで、すべてのメッセージが1か所に保存され、簡単に参照できるようになります。
• 会議スケジュール調整用の共有カレンダー
• コンタクト情報を保存するコンタクトデータベース
• 残しておきたい記録を保存するドキュメント用コンテナ
• サウンドや画像など、さまざまな種類のメディアファイルを保存するファイルストレージコンテナ
ワークスペースは、管理者、ユーザ自身、または他のユーザが作成できます。ユーザが作成したワークスペースはすべて、デフォルトではデスクトップの[ワークスペース]コンテナに保存されます。ワークスペースを別の場所に保存したい場合には、移動することも可能です。
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